こんにちは、leftです。
前回のアサリ記事からかなり間が空き、内容もアサリ関連ではないのですが最近どうしても書きたいことがあったので現れてみました。
対象読者
・「上手くなりたいのに上手くなれない」人
- 1. 上手くなければ楽しめない?
- 2.スプラトゥーンは簡単に上手くなれない
- 3. すぐにウデマエは上がらない
- 4. 色々な「上手さ」
- 5. 目に見えるまで誤魔化すのも技術のうち
- 6. 豊かなスプラトゥーン生活を
1. 上手くなければ楽しめない?
発売から早くも1年8ヶ月ほど経とうとしているスプラトゥーン2。皆さんは楽しめていますか?
ガチマッチでウデマエをあげたり、リーグマッチやプライベートマッチで友達と遊んだり、はたまたサーモンランを極めてみたり。様々な楽しみ方があるのがこのゲームのいいところだと思います。
しかし、発売からの時間が流れプレイ時間が増える中で純粋にこのゲームを楽しめなくなっている人もいるのではないでしょうか。
というのも、このゲームは基本的には「PvP(対人戦)のTPSゲーム」です(サーモンラン除く)。画面の向こうには自分以外の他人がいて、キルしたりされたりしながら1試合ごとに勝敗がつきます。
ほとんどの人は「負けたら悔しい」ですから、「勝ちたい、上手くなりたい」と思うのは当然のことです。また、長い時間をかけているのに全然ウデマエが上がらない…と周りと比較して、楽しむためのゲームで苦しい思いをしている人は多くいるのではないでしょうか?
2.スプラトゥーンは簡単に上手くなれない
ですが、ここで問題となるのは「スプラトゥーンは対人ゲームである」ということです。
多くの場合、「上手くなった」と実感するのはウデマエが上がった時、リーグマッチでパワーを更新した時、また大会で良い成績を残せた時などではないでしょうか。
客観的に見て結果が出ているため、このような時に上達を実感するのは当たり前です。しかし、このような結果を簡単に出せないことには理由があります。
その理由としては「スプラトゥーンは対人ゲームであること」が挙げられます。
対戦相手がCPUの場合は敵の強さは一定ですが、対人ゲームの場合は違います。アップデートと共に新しい要素が追加されたり、強いブキが弱くなったり。はたまた自分の使っているブキが苦手とするブキと多くマッチングするようになったりします。
ブキやスペシャルなどの要素について試行錯誤をするプレイヤーがいて、その知識が共有されそもそも「知らない」ことで不利に陥ってしまう場合もあります。
CPUが相手であるゲームと比べて、対人ゲームであるスプラトゥーンは目に見える結果を出すことが難しいのです。
3. すぐにウデマエは上がらない
突然ですが、私が以前ツイッターに上げたこの画像をご覧ください。
人はこの青色期間に心が折れる pic.twitter.com/
— left (@hidalikamo) February 21, 2019
これは自分が「よくないところを見つけて練習して、ある程度成果が出ている実感があるのにウデマエが上がらない………」と落ち込んでいるときに書いた図です。
この青色の期間はトレーニングなら「プラトー」と呼ばれていますし、勉強ならこの形自体が「学習曲線」のように名前がついているように、練習時間と成果が比例しないことは一般的にも言われています。
(正しくは横軸は「練習量」なので厳密には異なります)
この結果が出ず停滞する期間は一般的に訪れる期間です。もしなかなか結果が出ないという期間があったとしても、あなたがスプラトゥーンを上手くなれない理由にはなりません。
4. 色々な「上手さ」
4.1 対面力?立ち回り?アシスト?
では、結果を出すことができる「スプラトゥーンの上手い人」はどのような人でしょうか?
無理な状況でもキルが取れる人?それとも試合に勝てるタイミングで効果的にスペシャルを吐く人?味方にアシストを入れるのが上手い人でしょうか。人によって思い浮かべる要素は様々だと思います。
つまり、「上手い」というのは色んな要素を指して使われるのです。
4.2 「上手さ」が比較しづらい
さらにこの「上手さ」について難しいのは、その人がどれくらい上手いかを測る客観的な指標がないということです。
ウデマエはその人のスプラトゥーンの上手さの客観的な指標の一つではあります。しかし、それだけで上手さの全てを測ることはできません。
例えば、Xパワーが高い人が対抗戦のようなチーム戦で必ず活躍できるというわけではないということです。(もちろん高い人が活躍できる傾向にはありますが)
結果として、相手がどれだけ上手かったかは自分の感覚で推し量ることしかできなくなります。そのため自分の上手さについても客観的な判断が難しいのです。
4.3総合力は同じでも内訳は異なる
ここまで漠然と「上手い」という表現を使っていましたが、感覚として「上手い人」という人はいますよね。
そのような人はどのような人かというと、「総合力が高い人」であると私は考えます。
例えば対面力と状況を判断して動く力、視野の広さはどれも異なる能力です。
それらの能力を足したものがスプラトゥーンの上手さであり、総合力です。
以下の図は「同じくらいスプラトゥーンが上手いA,B,Cさん」の総合力を表した図です。
棒の高さが総合力で、それぞれの色の高さがどの能力がどれくらいあるかと言うことを表しています。
(挙げた能力の種類や名称は、私が説明のために個人的につけたもので深い意味はありません。)
皆さんのフレンドにも「この人はウデマエが高いけど、そこまで対面が強い感じしないな...?」という方がいるのではないでしょうか。そのような人は上記のBさんのようにそれ以外の能力が高いと考えられます。
このように、同じくらいスプラトゥーンが上手い人でも何が得意かが異なることはよくあることです。
また、「対面を練習していたら状況判断力が悪くなった」というように、両立するのが難しかったり、練習中はどちらの能力も落ちてしまうというのはよくあることです。
総合力に目を向けず一つの能力だけに注目して「自分はスプラトゥーンが下手だ」と落ち込んだり結論付けたりするのはもったいないと思いませんか?
5. 目に見えるまで誤魔化すのも技術のうち
ここまで「総合力が同じでも内訳が違う」「ウデマエは階段状に上がる」と言ったのですが、それだけでは問題は解決しません。
ここまで読んで「じゃあ上手くなるためにはどうすればいいの?楽しみたいし上手くなりたいんだよ!」という方もいるのではないでしょうか。
そこで私のオススメする方法は「誤魔化しながら結果が出るまで練習し続ける」ことです。
結果が出ない練習ほど辛いものはありません。しかし、それを続けることも上手くなる技術の一つです。
以下ではスプラトゥーンで使えそうな方法を挙げてみました。
5.1 今、自分は何を練習しているか具体的にする
あなたが「上手くなれない...」と落ち込んだ時、一度落ち着いて何の力がどれだけ足りていないのか考えてみることをオススメします。
対面で負けているからいけないのか、そもそもそこで対面してはいけないのか?(=状況判断力が足りてないのか?)などですね。
そこで対面を全部勝つ方針にするのか、意味のある対面しかしない方針で行くのかはあなた次第です。
しかし、どの能力を伸ばすか意識すればウデマエが上がらなくても「伸ばそうと思った能力が伸びている」ことがわかり、モチベーションの維持に繋がります。
5.2 フレンドと遊ぶ
もう一つオススメしたい方法は、フレンドさんと遊ぶことです。
味方も相手もいつも異なるガチマッチと違って、フレンドさんと遊んでいればお互いに成長を確認し合うことができます。自分以外の誰かから客観的に評価されることはモチベーションを得る方法の一つです。
自分より上手い人がいれば自分にない視点からアドバイスをもらえるのも利点の一つですね。
また、きちんと練習していれば結果が出ずとも現在までの過程を見ていてくれる人もいるはずです。(自分が他の人に誠実な対応をしていることが前提となりますが)
これによって結果が出る前に心が折れることを防ぎやすくなります。
※自分が助かったと思ったらきちんとお礼を言ったりお返ししましょう!
そして、この方法を勧めるもう一つの理由は、スプラトゥーンをやる目的を「フレンドと楽しむ」ことにすり替えることができるためです。
上達のために必要なことを意識しながら集中してプレイすることは重要ですが、あなたのモチベーションより大事なものはありません。
6. 豊かなスプラトゥーン生活を
この記事の目的の一つは上手くなれなくてスプラトゥーンが楽しめなくなった人が、また何かの方法で楽しくスプラトゥーンを遊べるようになって欲しいということです。
ウデマエに縛られないことも、上手くなってウデマエを上げることもあなたのスプラトゥーン生活を豊かにする方法の一つです。
この記事を読んでくれた人が少しでもスプラトゥーンを楽しめるようになれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。